2021/11/13 美魚
11月とはいえ、まだまだ日中は温かく、生き物も活発に動いている。
当然のことながら、庭の草木も活動量も半端なく、日々戦いが繰り広げられるわけです。
休日、朝から草を抜いていたところ、早朝からカヤックで釣りに出ていた夫が早々に帰宅。
”スジアラ釣った”
でかい!!思わず腰を抜かす。
こんな大きさの立派なスジアラ、初めて見た。
そして本当に本当に美しい。
ブルーのドットの発色が鮮やか。
丁寧に丁寧に、下処理をします。
外で魚の処理をしていると、どこからともなく現れるかわいいにゃんこ。
人懐っこく、足にすりすり、ニャゴニャゴ。
後日、このスジアラを刺身、鍋でいただきましたが、それはそれは本当に素晴らしく美味しかったのでした。
感謝。
2021/10/6 ひまつぶし
2021/10/6 晴れ 中潮 14:00 北東4.3m 20.8℃ KS港
所用まで時間もあったので、港を散策。
端っこで動く黒いゴム片たち。
アミモンガラの幼魚。というか、稚魚?
ちっちゃい。
他にも
このサイズもいて、2、30匹くらいの集団で漂っていた。
2021/10/3 タイドプール納め
2021/10/3 晴れ 長潮 9:30 東0.7m 28.0℃ Mタイドプール
天気もよくなり、今期最後のタイドプール観察。
いつもの所を順番に回っていく。
オニベラの幼魚。ベラとブダイの本に、このイラストが載っていてわかることができた。
ナガブダイの幼魚?これも本を見比べてたどり着いたが、少し自信ない。この種類がいっぱいいるが、どれも小さすぎて網に入っても目からすり抜けてします。最後の最後にこのサイズが採れてよかった。
10月ともなれば風が冷たく、水に濡れた体があっという間に冷えてきたので、小Ⅰ時間で撤収。
2021/9/19 復活
2021/9/19 くもり 若潮 10:30 北東2m 26.7℃ Mタイドプール
前回、落ち込みながら帰宅し、夫にも”もうやめようかな”と弱音を吐いていた。それでも、どうやったらうまくできるのかを探っていた。
少し気持ちも落ち着き、2週間ぶりのタイドプール観察。
入ってすぐに、ハタタテダイの幼魚を見つけるが、あっという間に隠れてしまい、その後は姿を一度もみられなかった。
ふと足元を見ると、上下にダンスしているような泳ぎ方をする魚を発見。
ホンソメワケベラの幼魚! ブルーのラインがかっこいい。バケツの中では特有の泳ぎ方せず、海に戻すとすぐにダンシング!
ホンソメワケベラを離して、後ろを振り替えると、すぐ近くにチョウチョウウオの仲間、発見。間合いを少しずつ縮めながら、垂直の岩肌に追い込み、今回は難なく確保!!
トゲチョウチョウウオの幼魚。
これまであんなに苦労していたのが嘘のように、スムーズに採取できたのでした。ザ・熱帯魚。やっぱり間近で見ると、かわいいね。
テンジクダイの仲間。
この日もこれがたくさんいた。けど、見分けがむずかしい。
やっと捕まえることができた、チョウチョウウオ。しかも、ホンソメワケベラにも会えて、なんとも充実した時間となった。
今日の採集で、少しコツがつかめたような感覚があり、折れかけた心も復活したのでした。
2021/9/5 不安定な天気と気持ち
2021/9/5 くもり後雨 中潮 10:30 南西4.1m 28.8℃ Mタイドプール
台風前後で天気が不安定な日が続く。タイミングよく休みに少し落ち着きそうなので、タイドプールを観察しに行く。
沖の方は大雨のようだ。
いつものコースを順番に観察。
すると、今まで見たことのない動きをする魚を視界の隅で捉える。そーっと近づきじっと待っていると出てきた。
コショウダイの仲間!ひらひらフリフリ。体長10cmといったとこだろうか。
しかし、これ以上近づくと石のしたに隠れてしまい、捕獲できず。
ここは水深50cmくらいのタイドプール。こんなところで会えるなんて驚きでした。
同じタイドプールには、小さな魚がいっぱいいる。
が、水深があること、隠れる場所が多いこと、すぐに濁ることもあり、全く魚を捕まえることができない。2時間くらい粘って粘ってやっと確保できたのが、
オジロスズメダイの幼魚。
カミナリベラの幼魚。
上の2種もはじめて捕まえられた魚だし、うれしいことはうれしいが、狙った魚をなかなか確保できない。
なんだかものすごく気分が落ち込み、悶々としながら帰宅し、早々眠ることにした。
2021/8/29 わかりそうでわからない
2021/8/29 晴れ 中潮 15:00 北西4.5m 28.0℃ K港
細々した用事を済ませ、タイミングを見て港へ行ってみる。
夏の強烈な日差しに、海底まできれいに見渡せる。
係留ロープにナンヨウツバメウオの集団。
さらによく見ていると、足元から係留ロープに高速移動した何かを発見。
網二本を使って慎重に慎重に確保。
きれいな緑色。ブダイの仲間と思われる。
口がブダイの口してる。このブダイの類いも幼魚は本当にわかりづらくて、困り果てていたら、夫が誕生日プレゼントとしてこれを買い与えてくれた。
これを見ながら、ベラ、ブダイについて日々勉強。それでも、やはり、上の個体はなんだったのか、わからなかった。
この本、ベラ、ブダイの幼魚から成魚までの写真もしくは、分かりやすいイラストがあって、個人的にはとーっても参考になり、助けられています。
夫よ、サンキュー!そして、こんな細かな本書いて惜しげもなく共有してくださる方々に感謝です。