2022/4/8  これも魚なんだよね

2022/4/8 晴れ 15:15 小潮 20.7℃ 北2.7㍍ M港

 

仕事の打ち合わせを終えて、すっきりした気持ち。天気もいいので、近所のM港へ寄ってみた。

 

光が差し込み、海の中もよく見える。小魚いっぱい。みんな元気に泳いでいる。

歩きながら移動していると、岸壁から少し離れたところに、木片?ごみ?流されているようだけど、進む方向は流れに逆らっている。


f:id:irodori89:20220501112114j:image

このときは、採集装備を持っておらず、ひとまず、スマホで撮影。

もし生き物だったとしても、この感じだと岸壁沿いに進みそうな気配があり。急いで家に道具を取りに帰る。

戻ってくると、案の定、岸壁沿いを付かず離れずで進んでいた。

網と腕を最大限伸ばしてやっと届く距離だったが、なんとか掬えた。

 


f:id:irodori89:20220501112522j:image

これは!!

港でこんな生き物に会えるとは!!

帰ってからいろいろ調べるも、はっきりしたことはわからず。

きっとオオウミウマかな?

掬ってみると思ってたよりも大きい。しかも、ピチピチ跳ねたりせず、ゆっくり体を持ち上げたり、いつもの魚たちとは違った動きに、完全にビビる。


f:id:irodori89:20220501113039j:image

しかも尾の先端が、触手みたい...

何かに掴まるのに特化した形状なのでしょうか。

まじまじ見れば見るほど、引いている自分がいる。

(こちらの欲で捕まえたのに、こんな言い方して申し訳ないとは思ってます。)

すぐに海にお返しする。


f:id:irodori89:20220501113527j:image

浮きと浮きの間のロープ沿いに、黒い点があるのがお分かりいただけるだろうか。

係留ロープに沿って、ゆっくりと(本人にとっては全速力だったと思う。)泳いでいきました。

 

まさか、タツノオトシゴに会えるなんて予想にもしなかったが、大きい個体になると、”かわいい!!”という雰囲気にはならないということがわかった。

そして、海にこまめに足を運ぶことが、新しい出会いに近づく第一歩ということを改めて思った1日だったのでした。