2021/1/9 強烈な寒波がやって来た

2021/1/9 くもり 若潮 15:00頃 東南東の風 9.1℃ M港

 

年に何度か強烈な大寒波がやって来ます。


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私が住む地域は島のなかでも比較的温暖ですが、地域によっては里でも雪が積もることがあります。大寒波がきた後は、山も雪化粧されて景色が一変します。めちゃくちゃ寒いけど、ピンと張りつめたような空気も気持ちがいい。

 

今日こそなにかいるのではないかとうきうきしながら港へ行ってみる。

港の角には細かい漂流物に混ざって、クラゲがいっぱい!!

じーっと観察していると、何となく動いているような黒い物体。念のため

掬ってみる。


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ホウボウ!!1.2cm位。

網の中では魚とは分からず、黒いごつごつした形状に、虫の死骸と思った。


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頭でっかち!

 

さらに、


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カワハギの仲間。8mm位。

メタリックなおとぼけ顔。

 

さらにさらに、


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カサゴの仲間ですよね??1.8cm位


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ヒラヒラ。


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大きな黄色い胸びれが特徴的。

水汲みバケツの中で上に向かって泳いだ時の姿は、クラゲのようだった。

 

車で1分の港で、こんな素晴らしい生き物に出会えるなんて。屋久島ってすごいなあ。海ってすごいなあ。

2021/1/1 元旦は毎年いい天気

2021/1/1 晴れ 中潮 10:00頃 北東の風 12.2℃ M港

毎年年末は寒波がやって来ますよね。で、元旦は穏やかに晴れてポカポカ。

さっそく港へ行ってみる。


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カゴカキダイ。港の角のハシゴに付いていた。

1.2cm位。

久しぶりの魚との対面、

年明けから嬉しい気持ちになった。

2020/12/19 寒波の後

2020/12/19 晴れ 中潮 22:30頃 北北西の風 10.3℃ M港

 

冷たい風が吹き荒れた後は海の水が入れ替わるとか。

信じて防寒して車に乗り込む。

 

港に着く。さすがに誰もいない。

水中を照らしてみると、あちこちに何かが浮いている。

透明なクラゲたち。

クシクラゲの仲間と思われるもの、ヨウラククラゲもいた。

他にもいっぱい小さいな生き物が水中を漂っているが、小さいし、動きも早いし、よく分からない。

クラゲたちはどうしてもうまく写真に納めることができなかった。

透明な被写体を撮るってどうしたらいいのでしょうか。コンデジではやっぱり無理かな?

収穫はなかったものの、冬の海を体験できて楽しい時間だった。

 

2020/12/13 魚に会えない日が続く

昼間に港へ行ってみるも、やっぱり気配がない。

寒い時期はこんなもんなのでしょうか。

先週は、県道を車で走っていたところ、大きな網を持って草の茂みを掻き分け覗きこむ女子を発見。虫を採集している様子。

分野は違えど、勝手な親近感が湧いてくる。どこのどなたか知りませんが、心のなかで「共にがんばろー!」とエールを送った。


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何の収穫もないまましょんぼり帰る途中、トカラ列島がキレイに見えた。冬は空気が澄むのか、周辺の島々がよく見えるようになります。

 

2020/12/3 冬になった

2020/12/3 晴れ 中潮 19:00頃 東北東の風 17.5℃ M港

12月に入り、やっと冬らしくなった。

無人市に並ぶ野菜も、青菜系やブロッコリー、里芋、大根、白菜等々、潤沢で助かる。

 

満潮にあわせて夜の港へ。

遠く堤防の先で釣りをしている人のヘッドランプが光っている。


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海面に3匹一緒に浮かんでいた、ちびイカちゃん。

アオリイカの子どもでしょうか?



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イカのフォルムは美しいですね。

 

2020/11/19 夜間採集を試みる

2020/11/19 晴れ 中潮 19:00頃 西の風 23.7℃ M港

朝晩肌寒くなり、海の状況も変わった。

タイドプールや昼間に港にいっても、めっきり魚の姿を見なくなってしまった。

夜、行ってみたら何か違うかも知れないよね、と思い、夜間採集を試みる。

小さな港なので、夜間灯などもなく、思った以上に真っ暗。怖い気持ちがあるが、勢いで準備して海のなかを覗いてみる。

昼間とは違い、ライトの光に集まってくる無数の極小の生き物。ライトに驚いてぴょんぴょん逃げていくダツの音にこちらもびびる。小さなウミヘビもにょろにょろ近づいてきた。生き物の気配がそこかしこに。


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キビナゴ。超高速で泳ぎながら足元に集まってきた。

狙いを定めて網を振り下ろすようにして掬うことができた。

 

はじめは怖い気持ちが大きかったが、結局、夢中になって恐怖心はどこかへ消えていた。

 

2020/10/31 風を見ながら

2020/10/31 晴れ 大潮 17:30頃 北北東の風 20.0℃ K港

港に入り込むような風向きがつづいていたので、満潮にあわせてK港へ。

漂流物が港の角にたまっている。

水面が波だって見つけづらい。

よーくよーく見ていると、葉っぱの柄のような長細いものが、回りとは違う方向へ動いている。明らかに意思を感じられる動きだったので、掬ってみる。


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シイラ。4cm位。

掬った直後は、腹側が真っ黒。


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少しすると色も落ち着き、メタリックな体に。

 

明日からは11月。日が暮れるのも早くなり、観察できるタイミングが難しくなってきた。